衆院予算委での山尾 志桜里議員の取り上げた待機児童について

NHKの国会中継で衆院予算委の質疑を放送していた。

その中で山尾議員が待機児童についてパネルを使って説明しているのを見て違和感を覚えた。

申込数という母数を一切無視して民主党時代に待機児童数を減らし、安倍政権が増やしていると指摘していた。

待機児童数をゼロにするという政策目標があるので絶対数を取り上げるのは必要ですが、社会情勢によって変動する母数である申込者数に対する待機児童数がどう変化しているかの視点も必要なハズです。

主張していることが正しいと自信を持っているのであれば恣意的な資料作成はやめた方がよい。

ただし、安倍総理の答弁も何を言いたいのか良く分からない意味のないものだった。

待機児童の問題は重要なものだとは思うけど、国家行政の1丁目1番地ではないでしょう!

時間は有限です。メディアに取り上げられやすい劇場型の案件の優先順位をあげるべきではありません。

そもそも、本当に重要なことがメディアに取り上げられるというマスメディアの構造になっていれば何の問題もないのでしょうが、残念ながら現在のわが国の状況はそうではないようです。