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【規制委 川内原発停止せず】に違和感

「今回の熊本・阿蘇大地震より大きい地震を想定」を理由に規制委は川内原発を現時点では停止させないという方針を決めたようです。

現代科学の最先端の情報をもって科学的な根拠で判断をしたということなので科学としては問題ないでしょう。

ただ、田中俊一委員長が「科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない」と言った言葉に違和感を感じる。

原子力規制委にはどのような権限があるのかしりませんが、日本という国は国民主権であるので政治家はともかく、国民が望んでいることを「やるつもりはない」とはどういくことなのでしょうか?

田中委員長のいう政治家や国民というのは「一部の」という枕言葉がつくのだと思います。

極端なことをいえば、国民投票で過半数の人が川内原発の停止に賛成したとしたらどうするのでしょうか?

それでも、科学者としての意見をつらぬくというのであれば「思い上がり」というものでしょう。

地震をはじめとして自然現象について現代科学は完全には理解できていないハズです。

政治や国民生活では想定外のことにも対応が必要です。

熊本・阿蘇大地震の震源地が東進

同じことを考える人っているもんですね。

今回の熊本・阿蘇大地震の震源地が中央構造線沿いに東進しているように感じているのですが、それと神武天皇の東征伝説がどうしてもかぶっていたのです。

Google様で「地震 東進 神武」と検索したところ下記のサイトで同じことが書かれていました。

神武天皇東征伝説と九州活断層型大地震東進 h075

しかも、このサイトでは「避難民の中でリーダーとなった人格者が天皇家の祖先の神武天皇だったかもしれない」と災害からの復興で活躍した人が天皇家のルーツとなった可能性まで指摘しています。

自分にはそこまでの感性はないですが、熊本・阿蘇大地震の震源地が中央構造線に沿って東進し、近い将来本州でもっと大きな災害となってしまうように思えてなりません。

昨日以降は震源地が東進だけではなく、川内原発のある南西側にも拡大しているとのニュースもあります。

大きな被害が発生している熊本・阿蘇大地震はいつ終息してくれるのか。

これ以上被害が拡大しないことを祈ります。そして、被災され尊い命を無くされた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

このタイミングで阿蘇山が小規模噴火

このタイミングで阿蘇山が小規模噴火しても、気象庁は今回の熊本大地震と直接的な関係はないと言っているようだ。

熊本で大地震があった後、間髪入れず震源から至近距離にある阿蘇山が噴火したことが偶然のタイミングとはとても思えない。

そもそも、今回の一連の大地震のメカニズムはどうなっているのだろう。

少なくとも、熊本地方、阿蘇地方、大分地方を震源とする中央構造線沿いに大地震が連発しているようだ。

地震と噴火自体はメカニズムが違うため、直接的な関係はないかもしれないが世界的に見て大地震のあとには火山の噴火がよくおこっているようである。

阿蘇山は破局噴火の過去があるので心配です。

このまま阿蘇山の噴火が小規模なもので治まることを願っています。

それと気になるのは、南海トラフを震源とする大地震を誘発するのではないかということです。

今のところ、一連の大地震の震源は内陸部なので津波は発生していないようですが、南海トラフ大地震が海域で発生した場合には東日本大震災の津波被害を超える被害が発生することも考えられます。

しばらくは、日本列島のどの地域にいても安心はできないでしょう。

災害に備えて意識と備品の準備をしておこう。