【規制委 川内原発停止せず】に違和感

「今回の熊本・阿蘇大地震より大きい地震を想定」を理由に規制委は川内原発を現時点では停止させないという方針を決めたようです。

現代科学の最先端の情報をもって科学的な根拠で判断をしたということなので科学としては問題ないでしょう。

ただ、田中俊一委員長が「科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない」と言った言葉に違和感を感じる。

原子力規制委にはどのような権限があるのかしりませんが、日本という国は国民主権であるので政治家はともかく、国民が望んでいることを「やるつもりはない」とはどういくことなのでしょうか?

田中委員長のいう政治家や国民というのは「一部の」という枕言葉がつくのだと思います。

極端なことをいえば、国民投票で過半数の人が川内原発の停止に賛成したとしたらどうするのでしょうか?

それでも、科学者としての意見をつらぬくというのであれば「思い上がり」というものでしょう。

地震をはじめとして自然現象について現代科学は完全には理解できていないハズです。

政治や国民生活では想定外のことにも対応が必要です。